コタロー’s blog

コタローです。大卒、社会人3年目。日本在住。

人生とはフローである(幸福論)

こんにちは、コタローです。

 

さて、今日は人生はフローであると題して幸福論についてお話しします。この話を読み終わった後、きっと幸せな気持ちになり、人生の活路が見出せることでしょう。

 

まず、「フロー」とは、「流れ」を意味し、日常的にも、「キャッシュフロー」つまり「お金の流れ」という言葉などで広く用いられています。

 

「フロー」と対比される言葉として、「ストック」という言葉があります。こちらは、「蓄え」という意味です。

 

経済学では、「フロー」は、「ある一定期間に流れた量」、「ストック」は、「ある一時点の貯蔵量」などと言われます。つまり、結局は流れているのか、あるいは、蓄えられているかの違いです。

これはよく、お風呂で例えられますね。湯船に蛇口をひねって入れているお湯は「フロー」であり、湯船に溜まっているお湯は「ストック」であると。

 

ここからは本題です。

人生とは「フロー」である。

 

本当か?

生まれたばかりの赤ちゃんならまだしも、我々はみな、最近身の回りや世の中で起きたこと、もっと言えばそれ以前の影響を受けてるじゃないか。また、これまでの自分の経験が自分の価値観を作ってきているじゃないか。自分の住んでいる国や地域も長年積み重ねてきた歴史があるし、そういった「蓄積=ストック」の上に立って我々は日々生きているのではないか。だから、我々は人生を「ストック」として生きているのだ…!断じて「フロー」ではない!

 

なるほど。確かに。言われてみるとそうかもな。もっと言えば私たちの能力も、私たちが置かれている状況も、自分の趣味嗜好、職業や社会的地位、富や財産の多寡もある程度の年になればたかが知れてくる。物の考え方で言えば、これまでの経験を経て物事を判断してるし、そうなると、「ストック」してきたもので我々は生きてる。人生とは「ストック」である。

 

それでもあえて言おう、人生とは「フロー」である。

 

私たちは1日1日を過ごしているし、その1日は湯船に注がれるお湯の如く刻一刻と流れている。まさに「フロー」だ。

 

脳内で振り返れば、「あの出来事はもう⚪︎年前のことか、随分時が経ったな」と思うかもしれない。しかし、我々は1日にして10歳や20歳、50歳と年を取ることはできない。

 

今を生きているのは、紛れもなく「今のあなた」である。

今自分が、幸福か幸福でないかを思考しているのは、紛れもなく「今のあなた」である。

 

今の自分が幸福なのは、⚪︎⚪︎してきたからだ。

今の自分が幸福じゃないのは、⚪︎⚪︎してこなかったからだ。あいつは幸せそうだけど、私は幸せじゃないな。

 

全部違う。今自分が、幸福か幸福でないかを思考しているのは、紛れもなく「今のあなた」である。

 

記事を読み終え、「なんかよくわからなかったな」、「少しは面白かったな」、「クソ記事だったな」

こう思うのは、紛れもなく「今のあなた」である。

 

経験に囚われず、思考を停止することなく、絶えず最善と思われる選択をし続けよう。(我々は「ストック」の人生を生きているという錯覚をもっている。簡単な例で言えば、毎日同じコンビニに行き、同じ飲み物を買ってしまうということ。自分が思考する際、無意識下で、経験や記憶に基づいて行動してしまう。)

 

さぁ、夕飯の買い出しだ。本当に近所のスーパーで食材買うのがいいの?とかね。一個先のスーパーに行くだけでも、あなたの知らない自分の街が広がっているかもしれない。すると、なんか知らない道があって楽しいなって思う。

いつもお金を下ろしてる銀行口座以外に、特に意味はないけど新しい口座を開設しようかな、とか。

人間の脳もそんなもん。

 

永遠の愛も、恒久の平和も、ずっと続くと思った漫画の連載も、株価の下落も、最近のコロナウイルスの状況も、結局は振り返ってみないとわからない。行く川の流れは絶えずしてしかも元の水にあらず。まさにフロー。

 

我々は今この瞬間を、生きることしかできない。過去に囚われずフローな人生を生きよう。

 

#人生とは #幸福論 #実存主義? #Do it before you think #コロナ鬱対策