コタロー’s blog

コタローです。大卒、社会人3年目。日本在住。

仕事について(仕事は楽しいかね?)

 

たった今、仕事ついて思ったこと。

 

仕事が楽しい、というのはマヤカシである。

 

正確に言えば、楽しい時もあるし、楽しくない時もある。だから、一概には楽しいか楽しくないかは言えないというのが私の考え①である。

なお、ここでの、仕事を楽しく感じるか、楽しくないと感じるかについては完全に個人差がある。まさにIt's up to you.である。

日本では、多くの人が学生を終えてから初めて仕事に就く。就業型インターンもあるが、ここでは割愛しよう。

さすがに、毎日仕事が嫌だ〜と言っている人も、働き始めて一回も楽しい場面がなかったということはないだろう。

ただ、仕事を楽しいと思う頻度は確実に個人差があるはずである。

 

仕事を楽しいと思うか否かは個人による。

 

さて、以前アパホテルに泊まったときのお話をする。

部屋に本が置いてあった。

女社長の顔を前面に出した広告で有名なアパホテルだが、そのアパホテルの女社長の自伝本が置いてあったのだ。

私は手にとって読んでみた。

 

その女性社長の名前は元谷芙美子さんだ。

地元石川の信金でお勤めされ、その勤め先で出会って結婚した旦那さんとホテル事業を行い、現在の規模まで拡大されている方である。

 

自伝本なのでかなり主観的な話ではあったが、以下の点が印象に残った。

 

・仕事は、楽しいと思ってやってきた。そもそも人と話すのが好きなので、商談が好き。

・一見つまらないことも自分で工夫して楽しんでみる。

 

商談が好きというのは性格的なものもあると思うが、つまらないと思うことも楽しむというのは重要だろう。

 

これは他の本でもよく言われたりする。

いわゆる心掛け次第ってやつ?笑

(余談だが、女社長の旦那さんが書いた本も置いてあり、アパホテルはけっこう経営者の意向を前面に出すホテルなのだなと感じた。特にホテル自体に不便はなく、むしろ泊まったホテルの受付の対応もよかったし、機会があればまた泊まりたいと思った。なお、旦那さんの本は日本の安全保障や外交に関連する内容であり、やや右寄りである。)

 

②の考えは、

不幸なサラリーマンは、働くのがつまらないということ。

 

さっきの話を借りれば、不幸なサラリーマンでも、心掛け次第でめちゃくちゃ仕事を楽しむということはできると思う。

 

ただ、ここで言う不幸なサラリーマンとは、そもそも自分の中で、仕事の目的が見えていない人である。

 

はっきし言って技術系と事務系はやってること違いすぎるし、技術者が技術を使う仕事についたら、好きでやってる可能性が高いんだから、そりゃ仕事は楽しいと思う。事務系でも、その事務をやりたい!って思ってるなら楽しいはず。

 

ところで、僕は、中学生くらいに思ったことをハッと思い出した。

中学生の僕は、仕事とかしなくてもよくね?と思っていた。

というか、仕事について真剣に考えたことがなかった。今更後悔しても仕方ないので、後悔はしないが、あともうちょっと考えることも後から考えればできたんじゃね?と思ってしまう…

(余談:これは前本で読んだ、脳の機能やな。あとから見れば過去の結果は明らかだから、過去に戻って合理的な判断できるのに〜って思っちゃうやつ)

今思えば、金のみを見て、海保とか考えてた。

海上で働く人は、危険を伴うので、乗組員手当がつき、給与が割と良いからである。

 

なぜ自分が中学生の頃から金を基準に考えてたのかはまたの機会に考察したい。

 

ふと思い出した、仕事しなくていいんじゃね?という考えは、僕はいまだに間違ってないと思う。

 

ただ、条件はつく。やはり他人に迷惑をかけたり、親に迷惑をかけたりできない。つまり、自分で生活はしないとならないってこと。

 

正直働いて思ったのは、組織は仕事を進める上でめっちゃ合理的な仕組みだし、

 

やっぱ人間一人でできることなんて限られてるし、協力した方が仕事捗るし生産性あがる。

これは間違いないなと。

 

なんだけど、組織に入ると、それこそこれまでの日本の終身雇用制度のように、組織の要請に応えれば買うのも困らないし、安定した生活も保証するっていうメリットがある反面、

組織の要請のための仕事をしなければならなくなる。

 

これはある種当たり前の話である。

 

法人は、特に民間企業は利益を出さなきゃそもそも事業を継続できないし、

そのためには、収益を生む事業を伸ばしたいんだけど、

例えば、メーカーなら収益を生み出す新たな技術開発や研究をしないといけない。これは事業の本丸だからいいけど、

バックオフィスが研究開発の費用対効果を定量的にエクセルにデータ打ち込んで分かりやすくデータまためるなんて仕事は地味だわな。

 

まあ要は、華やかな部分にしか目がいかないと、仕事嫌になっちゃうんかもね。

 

仕事の多くは地味である。だけど、重要なんだよね。

当たり前のことを当たり前にこなすことがまずは重要だし、

その上にイノベーションがあるんかなと思ったわw

 

組織の目的は、より良い事業を行うこと(その延長で利益うむ)だから、フロントオフィスの方が目立つけど、バックオフィスも自分の仕事の意味を大きく捉えることで楽しめるぜ!

 

 

なお、そんなんつまらねー!ってやつは独立、企業するしかない。

 

結局は一人じゃ回らないから、人と協力する必要が出てきて、組織を作る必要が出てくるけどな。

 

そしたら、自分がボスだとしても、秘書には、自分の日程を管理させる必要があるかもしれないし、これは秘書にとってはつまらないただの事務仕事になっちゃうかもしれんよな?

 

話を戻して、

 

サラリーマン、特に事務系は決定権者にならない限りは基本降ってきた組織の要請をこなすしかないからそこに面白みを見出したり、

より大きなビジョンをもって、組織をこういう方向に持っていきたいとかいう信念がある人はそれに向かって頑張れるはず。

そして多分官僚の醍醐味はそこにある(あるいは、そこにあると思い込んでる奴らの集合体)

 

あとは、その組織でしかできないことや触れることのできない情報、得ることの出来ない社会的な立場や、実際の仕事や、その仕事上の関係でしかなかなか経験できないことに価値を見出す人は多いと思う。

 

 

だから、多くの場合、特にホワイトカラーの場合、ポジショントークができるから仕事をしている人もいると思う。

そもそもその職業がある程度年収もらえて社会的地位があるとかね。

 

 

 

○仕事が楽しいという人の楽しみ方を以下の通り考えてみた。

 

ⅰ) KDDIの社長のように、技術者がその技術を持って売り上げを上げているような場合。これは自分の興味や専門の延長線上で仕事をしているから面白いと思う。

 

ⅱ) 企業家。特にやりたいことが決まっているパターンの企業家。そうでなくても、なんか試行錯誤して自分のやりたいことやってみたら人。

ある程度食うのに困らないくらいの資金がないと気持ちが辛いかもだけど。

 

やっぱ、いわゆる遊び、山登りや語学、旅行に時間かけてーなと思いはじめてて、そうなると時間で金をもらうより、自分で金を稼いで時間を生み出して好きなことした方がいいんじゃね?と最近思い出したという話でした。

 

うげー書くのに40分くらいかかった。